おすすめ①
このソフトの良いところは、インストール不要ですぐ使用可能なところです。
CDから音楽を取り込むだけなら、「itunes」や「Windows Media Player」などでも可能ですが「itunes」は特に、起動に時間がかかります。
また、wav形式でないと読み込まないソフトなどもありますので、mp3からwavへの変換、CDからwavへの変換に重宝します。
上部にある「設定」タブから、取り込む際の音質なども設定できます。
ファイルを読み込むと表示される、波形を選択して、カット編集やコピー・ペーストやファイルのつなぎ合わせ、音量調整なども簡単に出来ます。
フリーの音声編集ソフトではもっともメジャーではないでしょうか。
非破壊編集のため処理が速く、音声の切り出しやエフェクト処理といった編集内容のアンドゥ・リドゥが無制限なのが特長です。
WAVE/Ogg Vorbis/AIFF形式の音声ファイルを読み書きすることができ、MP3エンコーダー「LAME」をインストールすることでMP3ファイルにも対応することが可能です。
音声ファイルはドラッグ&ドロップで複数同時に読み込むことができ、複数トラックの同時再生のほか指定トラックのみを再生することも可能です。
また、リバーブやノイズ除去といった19種類のエフェクトがあらかじめ内蔵されており、エフェクトのパラメータを指定する際に処理後の音声をあらかじめ視聴できるのも利点です。
左右のチャンネルごとに音声成分を周波数分析し、両チャネルに共通して含まれる同音量かつ同位相の音声成分、つまりモノラル音声を検出する仕組みで、音楽のステレオ感を保ったまま、中央に定位するボーカル音声を除去できるのが特長です。
まず対象の音楽ファイルをドラッグ&ドロップで読み込んで[ボーカルリデュース実行]ボタンを押すと、ボーカル音声の除去処理が開始します。
処理中に[Play]ボタンを押せばカラオケ状態となった音声を聞くことも可能です。
カラオケ化された音声はWAVEファイルとして別途保存されます。
また、[逆モード]ボタンを押したうえで処理を開始すれば、ボーカル音声を抜き出したWAVEファイルを作成できます。
あくまでも波形でボーカル音声を判断していますので、ファイルによっては余計な音まで除去されることもあります。
フリーソフトですのであまり期待しすぎないように注意です。